• レーザープロセス開発サービス

レーザープロセス開発サービス

レーザープロセスを開発するには、特定の要件を満たす最適なレーザー構成を見つける必要があります。これには、適切なレーザー、光学構成部品、パラメーターの選択が含まれます。

また、部品の取り扱いやヒューム管理などの外部要因も、品質と効率に影響を与える可能性があるため、レーザープロセス開発の対象となります。

Laseraxは、次のようなレーザープロセスの開発に役立ちます。

  • 既存のテクスチャリング、クリーニング、溶接、マーキングプロセスからレーザーテクノロジーへの置き換え
  • 特定の要件を満たすための新しいプロセスの作成
  • 現在のプロセスの速度、品質、再現性の改善
  • お客様の製品開発チームのサポート
  • 現場のレーザープロセスの最適化

 

エキスパートへのお問い合わせ

当社のレーザープロセスエキスパート

Catherine Veilleux
Catherine Veilleux

Catherineは工学物理学の学士号と物理学の修士号を取得していて、工業的応用における金属表面へのレーザーテクスチャリングの効果に関する修士課程を修了しています。現在はLaseraxのアプリケーションラボのスーパーバイザーとして、クライアント向けにレーザープロセスのテストと最適化を行うチームを統率しています。

Alex Fraser
Alex Fraser

レーザー加工における博士号を持つAlexは、Laseraxを設立した2人のレーザーエキスパートの1人です。現在は副社長兼最高技術責任者として、レーザーマーキング、クリーニング、テクスチャリング、溶接用途のレーザー工程を開発するチームを統率しています。

当社が開発したファイバーレーザープロセス

レーザーテクスチャリング

レーザーテクスチャリング

レーザーテクスチャリングは、金属表面の特性を変更するために使用でき、ブラスト加工や化学エッチングの代替手段として最適です。

お客様のためにレーザーテクスチャリングプロセスを開発した場合、次のことが可能になります。

  • 特定の粗さの値を実現するための最適な構成の発見
  • 処理速度の最適化
  • 処理中に生成される有益な酸化物が接着接合をどのように改善するかを理解
  • お客様の用途に最適な表面微細構造(線分、円、グリッドなど)の特定
  • 熱伝達などの特定の特性に対するテクスチャリングが施された表面の効果を理解
  • 特定の表面形状と素材の管理
レーザークリーニング

レーザークリーニング

レーザークリーニングにより、金属表面の汚染物質を除去できます(油、粉塵、塗料、コーティング、酸化物、電解質など)。プラズマクリーニング、ブラスト加工、化学洗浄、手動クリーニングの代替手段として理想的です。

お客様のためにレーザークリーニングプロセスを開発した場合、次のことが可能になります。

  • すべての汚染物質を除去する最速の処理速度の特定
  • 可能な限り大きなクリーニングエリアへのアクセスを目的としたに光学的構成の最適化
  • クリーニング後の素材の保存期間の決定
  • プロセスの信頼性向上
  • 素材の表面自由エネルギー(SFE)の改善
レーザー溶接

レーザー溶接

レーザー溶接は金属表面の接合に使用し、超音波ボンディング、抵抗溶接、MIG溶接、TIG溶接の代替手段として理想的です。

お客様のためにレーザー溶接プロセスを開発した場合、次のことが可能になります。

  • レーザー溶接を可能にする製品の共同設計
  • カスタムツールの研究開発
  • 同一ワークピース上での異なる種類の溶接プロセスの開発
  • 処理速度の最適化
  • 特定の溶接特性(深さ、強度、幅、形状、長さなど)の実現
  • 熱影響部(HAZ)の最小化
  • 電気抵抗率の最小化
  • 異種金属の接合
レーザーマーキング

レーザーマーキング

レーザーマーキングは、さまざまな素材に永続的なマーキングを作成するために使用します。ドットピーニング、ピンスタンプ、スクライビング、インクジェットプリント、ラベリングの代替手段として最適です。

お客様のためにレーザーマーキングプロセスを開発した場合、次のことが可能になります。

  • 識別子に最適な場所の発見
  • 処理速度の最適化
  • トレーサビリティ用途における特定の可読性グレードの実現
  • 特定の彫刻深さの実現
  • プロセス後の表面処理の結果、識別子の可読性を確保
  • 素材の特性(耐食性など)維持
  • 一般的でない素材(砂など)へのマーキング

当社の取り組み

実現可能性

実現可能性

レーザープロセスを開発する前に、それが可能かどうかを確認する必要があります。この最初のステップでは、実現可能性を検証し、レーザーの能力を実証するための予備試験を行います。

様々なレーザー構成の試験を金属試片やサンプルを用いて行い、お客様の仕様に基づいて結果を検証し、ビデオ、写真、測定値、異なる出力レベルでの処理速度、推奨レーザーシステムなどを含む完全なレポートをお送りします。また、お客様の社内で検証を行うことができるように、金属試片や部品を返送いたします。

プロセスの最適化

プロセスの最適化

レーザープロセスの最適化は反復的アプローチに基づいており、レーザーパラメーターを1つずつ修正してレーザープロセスに影響するパラメーターを特定します。目標は、お客様のプロセス要件に最適なレーザー構成を特定することです。

このステップでは高度な測定を行い、処理面のSEM画像や高解像度光学顕微鏡画像などの結果を分析します。また、当社研究所では測定結果を検証するための各種測定ツールも備えています。

現場での概念実証と最適化

現場での概念実証と最適化

お客様の本番環境でレーザープロセスをテストできます。生産ラインの隣にレーザーシステムを設置し、部品の処理後にテストを行い、フィードバックに基づいてレーザープロセスを調整します。このプロセスを必要な回数繰り返します。

こうしてレーザー機器への投資前に、製造プロセス全体をテストし、最終的なコンセプトを検証することができます。

バッチ処理と試作

バッチ処理と試作

レーザープロセスの開発中は、どの段階においても部品のバッチ処理を行うことができます。この機能を活用して、お客様独自の範囲の試験を実行したり、研究開発やプロトタイプ製造のための小規模な生産バッチにアクセスしたり、機器の構築待機中に小規模な生産要件を満たしたりすることができます。

自動化

自動化

お客様のニーズに合わせた、または最終的な生産プロセスをシミュレートするカスタム自動シーケンスをプログラムできます。6軸ロボットアーム、溶接用の動的クランプを備えたSCARAロボット、コンベア、回転テーブル、カスタム治具など、さまざまな自動化ツールにアクセスできます。

当社研究所での試験と測定

レーザーテクスチャリング レーザークリーニング レーザー溶接 レーザーマーキング
  • 粗さ(表面形状測定装置)
  • 表面微細構造と表面特性(高解像度光学顕微鏡)
  • 化学組成(XPS、FTIR)
  • 超高解像度画像(SEM)
  • 表面の清浄度(WCA、RFU、ダインペン)
  • 品質保持試験
  • 表面の清浄度(WCA、RFU、ダインペン)
  • 超高解像度画像(SEM)
  • 化学組成(XPS)
  • 露出面のレーザー効果の検証(SEM)
  • 品質保持試験
  • 断面画像(SEM)
  • 機械抵抗(フォーステスター)
  • 電気抵抗率(4線式ケルビン測定)
  • レーザー溶接モニタリング(LWM)データ(光反射)
  • 浸透深さ(SEM)
  • 劣化試験
  • バーコード読み取りレポート
  • 彫刻深さ(3Dカメラまたは高解像度光学顕微鏡)
  • 腐食試験
  • 実際の部品温度を再現するための部品の加熱(工業用オーブン)

当社は製造の未来を創造するお手伝いをします

信頼されるパートナーシップ
信頼される
パートナーシップ
容易な新技術導入
容易な
新技術導入
結果を最大化
結果を
最大化
変化への迅速な適応
変化への迅速な
適応